人流

じんりゅう

「人流」は、人の流れを指す語。人々がいつ、どこからどこへ移動したのか、ある場所にどれくらい滞在したのかといった、人の空間的な移動と分布のありようを表す概念として使われる。貨物の流れを表す「物流」と対になる作りの語で、繁華街の滞留人口や駅の…

流行語 2021 頃に話題

意味・読み

読みじんりゅう
カテゴリ流行語
話題になった時期2021 頃

人流の読み方は「じんりゅう」です。

「人流」は、人の流れを指す語。人々がいつ、どこからどこへ移動したのか、ある場所にどれくらい滞在したのかといった、人の空間的な移動と分布のありようを表す概念として使われる。貨物の流れを表す「物流」と対になる作りの語で、繁華街の滞留人口や駅の乗降の増減を短く言い表せる点が特徴。2021年に行政の会見や報道で「人流を抑える」「人流が増えた」という形で多く使われ、同年のユーキャン新語・流行語大賞トップテンに選ばれた。受賞者は人流・観光研究所の寺前秀一。

経緯・背景

「人流」は2021年に新しく作られた語ではなく、観光や交通の分野では以前から使われていた。トップテンの受賞者となった人流・観光研究所の寺前秀一は、この語を観光の分析に用いてきた研究者である。一般に広まったのは2021年で、外出や移動の量を短く言い表す必要が生じたことをきっかけに、政府や自治体の会見と報道で多用されるようになった。あわせて、スマートフォンのGPSやWi-Fi、携帯電話基地局、カメラやセンサーから得た位置情報をもとに人出を数値化する「人流データ」という言い方も一般化した。選評は「人の生活をデータとしか見ていない気持ちの悪さはあるものの、強制できない日本での和製ロックダウンの造語としては苦心の作」と評している。

なぜ話題になったのか

行政が呼びかけたい内容は「移動と人出を減らしてほしい」という趣旨だったが、これを毎回説明すると長くなる。「人流」の二文字は、それを一語で示せた。すでに定着していた「物流」と同じ作りなので、初めて聞いても意味の見当がつきやすかったことも普及を助けた。同時に、位置情報を使って人出を数値化する技術が実用段階に入っており、語と一緒に具体的な数字やグラフが示されたため、抽象語のままにならず定着した。行政用語から一般語に移った例として、2021年を代表する語の一つになった。

人気ポスト・反応

人気ポストの概要

ソースの範囲では、「人流」は日常会話よりも行政の発表と報道を通じて広まった語である。位置情報を扱う事業者が「人流モニタリング」として、都市別・時間帯別・業種別に人出の増減を数値で示す使い方が確認でき、実際に2021年12月1日時点の60都市・9業種の人出を集計した発表も出ている。グラフや数値と一緒に示される場面で使われることが多い語である。

※ 上記は実際に見られる反応の傾向をまとめたものです。特定の投稿を再現・引用したものではありません。

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よくある質問

人流とは何ですか?
「人流」は、人の流れを指す語。
人流の読み方は?
人流は「じんりゅう」と読みます。
人流はなぜ話題になったのですか?
行政が呼びかけたい内容は「移動と人出を減らしてほしい」という趣旨だったが、これを毎回説明すると長くなる。
人流の元ネタ・由来は?
「人流」は2021年に新しく作られた語ではなく、観光や交通の分野では以前から使われていた。

出典・関連ページ

「人流」を調べるときに参考にした、実際に開けることを確認したページです。画像と見出しはリンク先のものです。