尊い

とうとい

オタク用語・ネットスラングとしての「尊い」は、推しや好きな対象に対する最上級の賛辞である。「素晴らしすぎて言葉にならない」「好きすぎてしんどい」といった、称賛と感情の飽和が一緒になった状態を表す。推しのアイドルやキャラクター、あるいはキャ…

意味・読み

読みとうとい
カテゴリネット・SNS

尊いの読み方は「とうとい」です。

オタク用語・ネットスラングとしての「尊い」は、推しや好きな対象に対する最上級の賛辞である。「素晴らしすぎて言葉にならない」「好きすぎてしんどい」といった、称賛と感情の飽和が一緒になった状態を表す。推しのアイドルやキャラクター、あるいはキャラクター同士の関係性について「推しが尊い」「このシーンが尊い」という形で使う。もともとの「尊い」は「崇高で近寄りがたい」「きわめて価値が高い」という意味の形容詞で、読みは「とうとい」「たっとい」の二通りがあるが、この用法では「とうとい」と読む。同じ意味を崩した言い方が「てぇてぇ」である。

経緯・背景

国語辞典(デジタル大辞泉)では「尊い」は身分や品位の高さ、価値の高さを表す語として説明されており、敬意を示すために使う言葉である。これに対し新語の解説では、SNSを通じて広まった用法として、推しへの好意や感動を表す最上級の褒め言葉という説明が加わっている。オタク用語としては、「萌え」の一段先にある感情、つまり信仰心に近い気持ちを抱いている状態を指すと解説されることが多い。いつから広まったかについては2007年ごろとする説が紹介されているが、初出を断定できる資料は見当たらず、諸説あると考えたほうがよい。2010年代後半以降は若者言葉として一般にも広く通じるようになった。

なぜ話題になったのか

「尊い」が推し活の語彙として選ばれたのは、この語がもともと持っていた宗教的・儀礼的な語感が、推しに向ける気持ちの説明にちょうど合ったためである。「かわいい」「好き」では足りず、しかも自分の欲望を向ける言い方にはしたくない、という場面で、対象を高いところに置いて手を合わせるような「尊い」がしっくり来た。相手を評価するのではなく、自分が圧倒された事実だけを述べる形になるため、他のファンとも衝突しにくい。この使いやすさが定着を支え、さらに崩した「てぇてぇ」という派生も生んだ。

人気ポスト・反応

人気ポストの概要

Xのリアルタイム検索では、舞台挨拶やライブの様子、メンバー同士の関係、イラストや漫画の一場面について「尊い」と反応する投稿が多く見られる。動物の親子や身近なほほえましい光景に向けて使う例もある。一方で、本来の意味である「尊い命」のような厳粛な用法も同時に流通していて、同じ表記で二つの用法が並んでいるのが確認できる。

※ 上記は実際に見られる反応の傾向をまとめたものです。特定の投稿を再現・引用したものではありません。

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よくある質問

尊いとは何ですか?
オタク用語・ネットスラングとしての「尊い」は、推しや好きな対象に対する最上級の賛辞である。
尊いの読み方は?
尊いは「とうとい」と読みます。
尊いはなぜ話題になったのですか?
「尊い」が推し活の語彙として選ばれたのは、この語がもともと持っていた宗教的・儀礼的な語感が、推しに向ける気持ちの説明にちょうど合ったためである。
尊いの元ネタ・由来は?
国語辞典(デジタル大辞泉)では「尊い」は身分や品位の高さ、価値の高さを表す語として説明されており、敬意を示すために使う言葉である。

出典・関連ページ

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