一生

いっしょう

ここで取り上げる「一生」は、本来の「生涯」という意味ではなく、「ずっと」という程度の強調として使う新しい用法である。三省堂が示した語釈は「ずっと」で、用例は「きょうは ねむくて―ねてた」。つまり「今日は眠くて一生寝てた」のように、実際には…

流行語 2022 頃に話題

意味・読み

読みいっしょう
カテゴリ流行語
話題になった時期2022 頃

一生の読み方は「いっしょう」です。

ここで取り上げる「一生」は、本来の「生涯」という意味ではなく、「ずっと」という程度の強調として使う新しい用法である。三省堂が示した語釈は「ずっと」で、用例は「きょうは ねむくて―ねてた」。つまり「今日は眠くて一生寝てた」のように、実際には一日のことでも「その間ずっと」を大げさに言う副詞として働く。過去や現在の短い時間についても使えるのが特徴で、「一生笑ってる」「一生並んでた」のような形になる。文字どおりの生涯を指す用法と同じ語形なので、文脈で読み分ける必要がある。三省堂「辞書を編む人が選ぶ 今年の新語2022」で7位に選ばれた。

経緯・背景

三省堂の「今年の新語2022」で7位に入った。選考発表を伝える記事も、「今日は休日なので一生寝てた」のように、現在・過去について「ずっと」の意味で使う用法だと説明している。同年のベスト10には1位「タイパ」、2位「○○構文」、3位「きまず」、6位「ガクチカ」などが並び、既存の語に新しい意味や品詞の働きを与える例が多く選ばれた。「一生」もその一つで、語形は変わらないまま、名詞から副詞的な強調表現へと働きが広がった点が新しい。程度の強い語を大げさな強調に転用する変化は「めっちゃ」「鬼」「死ぬほど」など日本語で繰り返し起きており、その系列に属する。

なぜ話題になったのか

強調の言葉はすり切れやすい。「ずっと」「めっちゃ」では足りなくなったとき、意味の上限が最大の語を持ってくると、誇張であることが誰にでも分かるため安全に大げさにできる。「一生」は文字どおりに取れば生涯だが、一日の出来事に付ければ矛盾が明らかで、その矛盾が冗談の合図になる。しかも語形を変えずに副詞のような位置へ置くだけでよく、活用も要らない。SNSでは投稿を短くしたうえで感情の量を伝える必要があり、この一語を挟むだけで済むという手軽さが、広まりを後押しした。

人気ポスト・反応

人気ポストの概要

この用法は、休日をずっと寝て過ごした、行列にずっと並んでいた、同じ動画をずっと見ていた、といった「短い時間だが途切れずに続いた」ことを言う場面で使われる。三省堂が挙げた「きょうは眠くて一生寝てた」がそのまま典型例で、実際の長さと語の意味が食い違っていること自体が誇張として機能している。本来の「生涯」の意味での用法も同時に流通しているため、同じ表記で二つの用法が並んでいる。

※ 上記は実際に見られる反応の傾向をまとめたものです。特定の投稿を再現・引用したものではありません。

「一生」に関するXの人気ポスト(話題の投稿)は、以下のリンクからXの検索結果でご覧いただけます。

Xで「一生」の人気ポストを見る

※ リンク先はX(旧Twitter)の検索・該当ページです。表示内容は時期により変動します。

関連する商品

以下はAmazonの検索リンクです。当サイトはAmazonアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。

よくある質問

一生とは何ですか?
ここで取り上げる「一生」は、本来の「生涯」という意味ではなく、「ずっと」という程度の強調として使う新しい用法である。
一生の読み方は?
一生は「いっしょう」と読みます。
一生はなぜ話題になったのですか?
強調の言葉はすり切れやすい。
一生の元ネタ・由来は?
三省堂の「今年の新語2022」で7位に入った。

出典・関連ページ

「一生」を調べるときに参考にした、実際に開けることを確認したページです。画像と見出しはリンク先のものです。