悪い円安

わるいえんやす

円安が輸出企業の利益を通じて景気を押し上げるのではなく、輸入品の値上がりを通じて家計と企業を圧迫する形になっている状態を指す言い方。2022年に円相場が1ドル=150円台まで下落し、約32年ぶりの水準となるなかで盛んに使われた。同年12月…

ニュース 2022 頃に話題

意味・読み

読みわるいえんやす
カテゴリニュース
話題になった時期2022 頃

悪い円安の読み方は「わるいえんやす」です。

円安が輸出企業の利益を通じて景気を押し上げるのではなく、輸入品の値上がりを通じて家計と企業を圧迫する形になっている状態を指す言い方。2022年に円相場が1ドル=150円台まで下落し、約32年ぶりの水準となるなかで盛んに使われた。同年12月の第39回ユーキャン新語・流行語大賞でトップテンに選ばれている。教科書的には円安は輸出に有利とされるが、その前提が当てはまらない状況を言い表すための表現である。

経緯・背景

2022年は日米の金利差が広がり、円相場は一時1ドル=151円台後半まで下落して約32年ぶりの安値をつけた。かつてのように輸出で稼げなくなる一方、エネルギーの海外依存が高まって輸入額が膨らんだため、円安の効果が逆向きに働いた。2022年4月15日、鈴木財務大臣は閣議後の記者会見で、原材料を価格に十分転嫁できず、賃金の伸びもそれを補えていない状況を「悪い円安」と表現した。物価上昇率が3%台に達しても日本銀行は金融緩和を続け、内外金利差の拡大が円安の一因になったと指摘された。12月1日発表の新語・流行語大賞でトップテンに入った。

なぜ話題になったのか

使われた理由は、円安という現象を「良い」「悪い」で仕分ける必要が実際に生じたためである。従来の説明では円安は輸出企業に有利な出来事だったが、2022年は輸入物価の上昇が先に家計を直撃し、値上げの実感が全国に広がった。「悪い」という一語を付けるだけで、教科書的な説明と目の前の生活実感とのずれを表現できたため、報道でも政治の場でも扱いやすかった。金融政策の是非と直接つながる言葉でもあり、緩和を続けるかどうかの議論のなかで繰り返し引用された。

人気ポスト・反応

人気ポストの概要

報道や解説では、食料品や燃料の値上げが生活を圧迫する文脈でこの語が使われた。2022年4月には財務大臣が記者会見で「悪い円安」という言い方を用い、原材料価格の上昇を十分に価格へ転嫁できない企業と、賃金の伸びが物価に追いつかない家計の状況を指して説明した。

※ 上記は実際に見られる反応の傾向をまとめたものです。特定の投稿を再現・引用したものではありません。

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よくある質問

悪い円安とは何ですか?
円安が輸出企業の利益を通じて景気を押し上げるのではなく、輸入品の値上がりを通じて家計と企業を圧迫する形になっている状態を指す言い方。
悪い円安の読み方は?
悪い円安は「わるいえんやす」と読みます。
悪い円安はなぜ話題になったのですか?
使われた理由は、円安という現象を「良い」「悪い」で仕分ける必要が実際に生じたためである。
悪い円安の元ネタ・由来は?
2022年は日米の金利差が広がり、円相場は一時1ドル=151円台後半まで下落して約32年ぶりの安値をつけた。

出典・関連ページ

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