ゼロトラスト

ぜろとらすと

ゼロトラストとは、社内ネットワークの内側だからといって無条件に信頼せず、情報資産へアクセスするものすべてについて都度認証・認可と検証を行うという考え方のこと。従来の境界型防御が「内側は信頼できる、外側は信頼できない」という前提に立っていた…

意味・読み

読みぜろとらすと
カテゴリセキュリティ

ゼロトラストの読み方は「ぜろとらすと」です。

ゼロトラストとは、社内ネットワークの内側だからといって無条件に信頼せず、情報資産へアクセスするものすべてについて都度認証・認可と検証を行うという考え方のこと。従来の境界型防御が「内側は信頼できる、外側は信頼できない」という前提に立っていたのに対し、ゼロトラストは境界という区分自体を前提にしない。NISTが2020年8月に公開したSP 800-207「Zero Trust Architecture」は、ネットワーク上の位置や機器の所有形態だけを根拠に暗黙の信頼を与えないこと、資源へのアクセス前に認証と認可を個別に行うことを示している。

経緯・背景

ゼロトラストは2010年にForrester Researchによって提唱された考え方とされ、従来の「Trust but Verify(信ぜよ、されど確認せよ)」に対して「決して信頼せず必ず確認する」を前提に置く。2020年にNISTがSP 800-207としてアーキテクチャを整理したことで、設計の共通言語が用意された。日本ではテレワークとクラウド利用が一気に広がり、社内LANの内外という線引きが実態に合わなくなったことから、IPAの人材育成プログラムの成果物などで導入指針が公開されている。

なぜ話題になったのか

在宅勤務やクラウドサービスの利用が当たり前になると、守るべきデータも利用者も社内ネットワークの外に出るため、入口を固めるだけの守り方では説明がつかなくなった。加えて、認証情報の漏えいや内部からの脅威を想定する必要が増え、「一度入られたら終わり」にしない設計思想として受け入れられた。単一の製品名ではなく考え方を指す語であるため、導入の話が製品選定と混ざりやすく、定義の確認が繰り返される語にもなっている。

人気ポスト・反応

人気ポストの概要

IPA産業サイバーセキュリティセンターの資料「ゼロトラスト移行のすゝめ」(2022年)は、ゼロトラストがテレワークやクラウド利用の普及によって注目を集めている一方、実際に自組織へ実装しようとすると多くの課題に直面すると整理している。導入の検討順序やソリューションの入れ方が語られる、実務寄りの語として使われている。

※ 上記は実際に見られる反応の傾向をまとめたものです。特定の投稿を再現・引用したものではありません。

「ゼロトラスト」に関するXの人気ポスト(話題の投稿)は、以下のリンクからXの検索結果でご覧いただけます。

Xで「ゼロトラスト」の人気ポストを見る

※ リンク先はX(旧Twitter)の検索・該当ページです。表示内容は時期により変動します。

関連する商品

以下はAmazonの検索リンクです。当サイトはAmazonアソシエイトとして、適格販売により収入を得ています。

よくある質問

ゼロトラストとは何ですか?
ゼロトラストとは、社内ネットワークの内側だからといって無条件に信頼せず、情報資産へアクセスするものすべてについて都度認証・認可と検証を行うという考え方のこと。
ゼロトラストの読み方は?
ゼロトラストは「ぜろとらすと」と読みます。
ゼロトラストはなぜ話題になったのですか?
在宅勤務やクラウドサービスの利用が当たり前になると、守るべきデータも利用者も社内ネットワークの外に出るため、入口を固めるだけの守り方では説明がつかなくなった。
ゼロトラストの元ネタ・由来は?
ゼロトラストは2010年にForrester Researchによって提唱された考え方とされ、従来の「Trust but Verify(信ぜよ、されど確認せよ)」に対して「決して信頼せず必ず確認する」を前提に置く。

出典・関連ページ

「ゼロトラスト」を調べるときに参考にした、実際に開けることを確認したページです。画像と見出しはリンク先のものです。